今日、祖母のいる病院に行った。
入院してから、もうどれくらいになっただろう。
久々に見る祖母は、すっかりしわくちゃで、すっかりやせていた。
祖母は眠っていた。
声をかけてもまともな返事はない。
それでも10回に1回くらいは反応がある。
面倒臭そうに、条件反射のように、ありがと、とか、わかるよ、とかその程度。
しわだらけのまぶたが、小刻みに動いている。
夢を見ているのかもしれない。
懐かしい声に囲まれて、楽しい夢を見ているのならばいいのだが。
祖母は夢の世界の住人になり、
やがて、もっと遠い世界の住人になるのだろう。
家族は近いうちに、命に関する決断を迫られるだろう。
人にその決断をする資格があるのかどうかは分からない。
それでも誰かが決断しなければならない。
そうやって、誰かを送り出さなければならない。
もっと近しい人を送り出す日もやってくる。
自分が送られる日もやってくる。
いずれ必ず。
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- 2005/12/10(土) 23:42:07|
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