連載第3回です。
日付は9月1日木曜日のまま。
悪魔の力により、ついに通勤途上で出社不能状態に陥った、サイト売買お世話係の運命は!
運命は! って大げさな……。
普通に電話しましたよ、社長に。
「極度の体調不良で、出社は午後からになります」
まあね、さすがに、午後になればなんとかなるだろうと思うわけですよ、とりあえず。
午後にお客様とのお約束があるので、どうしてもそれまでには出社しないといけないと思うわけですよ、やっぱり。
ううう……キモチわりぃ……
ううう……フラフラする……歩けない。
結局、午後の1時過ぎても
ダメでした!まず最初は、駅のホームで休憩していましたんですよ。
ところが、なんと、頭がフラフラ、全身がヘナヘナ。とてもとても座ってられません。
仕方ないので、駅前のベンチで横になろうと、移動です。
改札を出る前に、トイレに入って一回
いたしました。朝っぱらから、駅前広場のベンチで横になる男が1人。
会社関係で待ち合わせていた団体さんが、楽しげに会話しながら離れていきます。
大きな声で名前を呼び合いながら駆け寄ってきた主婦2人がお喋りを始めます。
趣味の悪いキャンペーンソングをエンドレスで流しながら、シフォンケーキを売る声が響きます。
まだまだ元気いっぱいの太陽が、容赦なく身を焦がしているのに、身動き一つ出来ず、ただただベンチで突っ伏していました。
2時間くらい。
多少気持ち悪いけど、もう大丈夫だろうと思って、駅に向かいます。
改札を抜けて、ホームに上がって、やってきた電車を見る。
ウボォエッ!口の中に苦くて、酸っぱいニオイのするモノが広がっちゃいました。
トノサマガエル状態で階段を駆け抜け、今日何度めかのおトイレ利用。
すっかりお得意さまです。お馴染みさんです。リピーターです。ファン客といっても差し支えないレベルです。
個室の壁に書いてある
下品な落書きも、
味わい深いものに見えてきました。
日も高く昇って、イッツ・ジャスト・炎天下。
こんな環境で休んでいたら、日射病になってしまいます。
そうなったらエライことなんですよ。
胃が、すべてのものを受け付けない状態。水すら飲めないんです。脱水状態になったらアウトです。病院送りです。
というわけで、マック(関西風ならマクド)へ移動。
100円ドリンクを買って、隅っこに腰を下ろしました。
ああ、涼し。イヤイヤ、生き返るねぇ、お姉さん、おしぼりちょうだい。
……ならない、ならない。そんなふうには。
席に着いたらいきなりぶっ倒れるのみ。
もうね、隣で女子高生が「青春お悩み相談室」をやっちゃってるわけですよ。
ガッコに行ってても意味ないじゃん。朝も夜もバイトしてお金貯めた方が、将来役に立つと思わない?
その根性嫌いじゃないけど、とりあえず「ドラゴン桜」観てみるといいよ。テレビでやってるから。あ、でも、頑張って! 何か知らないけんども。
とかね、ボーッとする頭で考えるわけ。
嘘。今、考えた。
水分摂ったり、地球にお返ししたりしながら、もうだいぶ長いこと休んでいるのに、体力・思考能力共に全然回復してないんですよ。
フラフラです。背もたれによっかかって座っていることすらできないんです。
なんじゃ、コリャ?
二日酔いって本当に久しぶりだから、どういう症状か忘れちゃっていたんですが、なんか
変じゃない?
(またまた次回へ続く。ついに悪魔の正体が明らかに!)
- 2005/09/04(日) 12:21:00|
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